フローリングは見た目がすっきりしている一方で、犬や猫にとっては非常に滑りやすい床材です。
爪が引っかかりにくい表面のため、走ったり方向転換したりする際に脚が流れてしまい、股関節や膝への負担につながることも少なくありません。
マットを敷くこと自体は対策として有効ですが、マット本体が床の上でずれてしまうと効果が薄れてしまいます。
そこで今回は、裏面に滑り止め加工が施されたタイプを中心に、実際に取り扱われている製品から選びました。

特に子犬や高齢の犬は、踏ん張る力が弱かったり関節が弱ってきていたりすることがあるため、床材そのものの対策はより重要になってきます。
マットがずれるたびに歩き方がぎこちなくなってしまうと、本人も落ち着いて過ごしにくくなるため、まずは土台となるマットの安定感を見直してみることをおすすめします。

マット選びで比較しておきたいポイント

・裏面加工: 滑り止めの有無と加工の範囲(全面か四隅か)
・厚み: 薄手は拭き掃除がしやすく、厚手はクッション性が高い
・洗濯のしやすさ: 丸洗いできるかどうかで衛生管理の手間が変わる
・サイズ展開: ケージ内か部屋全体か、設置場所に合わせて選ぶ
・季節対応: オールシーズン使えるか、夏用・冬用で分けるか
・重量感: 軽すぎるとずれやすく、適度な重みがあると安定しやすい

床材の種類によっても相性は変わります。
フローリングやタイルのように表面が硬くつるつるしている場所では滑り止め効果が発揮されやすい一方、もともと毛足のあるラグやカーペットの上では、マット自体が沈み込んでしまい、思ったほど安定感を得られないこともあります。
設置する場所の床材をあらかじめ確認し、必要であれば複数の部屋で使い分けを検討しておくと、より効果を感じやすくなります。

裏面滑り止め加工のもこもこマット

犬ベッド もこもこペット用マット

¥2,460

イラスト入りの柔らかなマットで、ケージ内にも設置しやすいサイズ展開です。
裏面には滑り止め加工が施されているため、ケージの底面やフローリングの上でも位置がずれにくく、歩くたびに踏ん張る必要がありません。
洗濯機で丸洗いできるので、食べこぼしや抜け毛で汚れてもすぐに洗い替えができます。
サイズ違いで揃えておけば、成長に合わせて買い替えやすいのも助かる点です。

通気性と安定感を両立したふわふわマット

犬ベッド ふわふわ快適ペット用マット

¥2,700

表面はふわふわとした柔らかい肌触りで、裏面は滑り止め加工により床にしっかり密着します。
通気性の良い作りで熱がこもりにくく、季節を問わず使いやすいのが特徴です。
洗濯機で洗えるため、普段使いのマットとして清潔を保ちやすい点も安心できます。
普段の生活スペースだけでなく、来客時に一時的に敷くマットとしても扱いやすいサイズです。

大型犬でも安定する起毛マットクッション

犬ベッド クッションふわふわ起毛生地の大型犬用マットクッション

¥3,190

厚みのあるクッション構造で、大型犬が寝転がっても底付きしにくい作りになっています。
起毛素材の柔らかな手触りで寒い季節も暖かく過ごせ、底面の滑り止め加工により体格の大きな犬が乗っても位置が安定します。
リビングなど人の行き来が多い場所でも使いやすいマットです。
体重のかかる場所でもへたりにくく、長期間形を保ちやすい点も評価しやすいところです。

関節への負担を抑える低反発二層マット

犬ベッド 低反発ウレタン二層構造マットタイプ犬用寝具

¥4,390

低反発ウレタンを二層構造で重ねており、体圧を分散しながら関節への負担を和らげます。
ケージ内やリビングなど設置場所を選ばず使える薄手設計で、底面の滑り止め加工によって場所を取っても安定した状態を保てます。
表面生地も柔らかく、普段の寝床としても使いやすい一枚です。
加齢とともに足腰が気になり始めた犬にも配慮しやすい厚みです。

長毛ファーで包み込むクッションマット

犬ベッド ふわふわ長毛ファー仕立ての犬用クッションマット

¥2,880

長毛のふわふわファー素材を採用し、周囲に立ち上がりがあるため顎を乗せてくつろぐこともできます。
底面には滑り止め加工が施され、床の上でも安定して使用できます。
中綿がしっかり体圧を分散するので、関節に負担をかけにくい点も特徴です。
大型犬サイズまで用意されているため、体格に合わせて選びやすくなっています。

大型犬にも対応するコーデュロイ調マット

大型犬対応コーデュロイ柄低反発犬用マット

¥3,030

厚みのある低反発素材を使用し、大型犬がゆったり寝そべれる広さを確保しています。
表面はコーデュロイ風の柔らかな生地で肌触りが良く、底面の滑り止め加工によって安定感も抜群です。
耐荷重性に優れているため、体格の大きな犬の普段使いにも向いています。
圧縮して収納できるタイプなので、来客用や車に積んでおく予備としても扱いやすい一枚です。

設置前に確認しておきたいこと

マットを購入する前に、まず設置したい場所の寸法を測っておくことが大切です。
カタログの表記サイズだけで判断すると、届いてから想定より大きく感じたり、ケージの底面にうまく収まらなかったりすることがあります。
特に滑り止め加工は裏面全体に施されているものと、四隅だけに点在しているものがあるため、どの程度の加工範囲かを事前に確認しておくと安心です。
全面加工のタイプはしっかり固定されますが、拭き掃除の際にマットをめくる手間が増えることもあるため、お手入れのしやすさとのバランスを考えて選ぶとよいでしょう。
また、滑り止め加工があっても、カーペットやラグの上に重ねて使う場合は十分な効果が出にくいこともあります。
設置する床材がフローリングなのか、タイルなのか、クッションフロアなのかによっても相性が変わるため、可能であれば実際に敷いてみて踏ん張りやすさを確認することをおすすめします。
洗濯の頻度が高い家庭では、乾きやすい薄手タイプと予備を一枚持っておくと、洗濯中も快適な環境を保ちやすくなります。

さらに、滑り止め加工は経年で少しずつ摩耗していくこともあるため、使い始めてから数ヶ月経った段階で一度裏面の状態を確認しておくと、効果が薄れてきたタイミングに気づきやすくなります。
複数のマットを部屋ごとに敷く場合は、同じ加工のものでまとめておくと歩き心地の差が出にくく、犬自身も迷わず歩きやすくなるでしょう。

多頭飼いの家庭では、一枚の大きなマットで共有するか、それぞれの体格に合わせて小さめのマットを複数用意するかによっても使い勝手が変わってきます。
体格差がある場合は、小さい方が落ち着いて過ごせる専用の一枚を別に用意しておくと、取り合いになりにくく、それぞれが安心して過ごせる環境を整えやすくなります。
階段の上り下りが多い家庭では、階段の踏み板にも滑り止め加工のマットを併用すると、室内全体での踏ん張りやすさが底上げされ、足腰への負担をより広い範囲で軽減できます。
購入時にはサイズ表記だけでなく、実際の厚みや重さも口コミなどで確認しておくと、イメージと実物の差を減らしやすくなるでしょう。

価格帯の目安としては、小型犬用のコンパクトなサイズであれば数千円程度から購入でき、大型犬対応の厚手タイプになると1万円前後まで幅があります。
安さを優先してすべり止め加工のない薄いマットを選んでしまい、結局は別売りの滑り止めシートを追加で購入することになったという声も見られます。
最初から滑り止め加工付きの製品を選んでおくほうが、トータルでの費用や手間を抑えやすいケースが多いようです。