犬と猫を一緒に飼っていると、それぞれの好みに合わせて寝床を分けたい一方で、スペースの都合や予算の面から共用できるベッドを探している方も多いのではないでしょうか。
犬用として作られている製品の中にも、ふちの高さや内部の広さの関係で、小柄な犬や猫が使っても違和感のない形状のものがあります。
ここでは、犬と猫のどちらにも使いやすいとされる形状のベッドを紹介します。

もともと別の種類のペットとして扱われる犬と猫ですが、小型犬と成猫であれば体重や体の大きさが近いことも多く、寝床に求める快適さの条件も意外と共通している部分があります。
丸くなって眠る習性がある点や、包まれるような安心感を好む点は、犬種や個体によって差はあるものの、共用ベッドを検討するうえで参考にしやすい共通点です。

犬と猫で共用するときに見ておきたい点

・内部の広さ: 体格の違う二頭が使っても十分な余裕があるか
・ふちの高さ: 低すぎず高すぎず、出入りしやすい高さか
・生地の柔らかさ: 爪を引っかけにくい素材かどうか
・洗濯のしやすさ: 両方の毛が付きやすいため洗いやすさも重要
・設置場所: 共有スペースに置くか、個別に分けるか
・形状: 丸型か四角形かで好みが分かれることもある

猫は犬に比べて高い場所や狭い場所を好む傾向があるため、同じベッドでも置く場所によって使ってくれるかどうかが変わってきます。
犬がよく過ごすリビングの中心ではなく、少し落ち着いた窓際や家具の隙間に置いてみると、猫の方も興味を持ちやすくなることがあります。

ふちの高いドーナツ型クッション

犬ベッド ふかふか骨模様ペットハウス

¥3,300

骨とにくきゅう柄が描かれた愛らしいデザインのドーム型ベッドです。
ふわふわの生地で暖かく、寒い季節も快適に過ごせます。
出入り口は広めに作られているため、体格の異なる二頭でも使いやすく、軽量設計で部屋ごとの移動もしやすい一台です。
デザイン自体も愛犬・愛猫の両方を想定して作られています。

もこもこ素材のドーナツ型クッション

犬ベッド ふわもこ円形ペットベッド

¥3,160

もこもこした肌触りの良い生地で作られたドーナツ型のクッションです。
ふちが高く設計されているため、包まれるような安心感を得やすい形状になっています。
ボリューム感のあるクッションでリラックスしやすく、洗濯もできるので清潔に保ちやすい点も魅力です。
平らに使うことも、丸めて使うこともできる柔軟さがあります。

長毛ベルベットの四角形クッション

犬ベッド ふわふわ長毛ベルベット四角形ペット用クッション

¥2,610

柔らかな長毛ベルベット素材を使用した四角形のクッションです。
ふかふかの毛足が体を優しく包み込み、適度な厚みで床の冷たさや硬さから守ってくれます。
シンプルな四角形デザインでお部屋のインテリアにも馴染みやすく、幅広い体格で使いやすい形状です。
猫ちゃんにもお使いいただけると案内されている製品で、共用を想定しやすい一枚です。

共用ベッドを選ぶときに気をつけたいこと

犬と猫が同じベッドを使う場合、どちらか一方が先に気に入って使い始めると、もう一方が遠慮して近寄らなくなることもあります。
できれば似た形状のベッドを複数用意し、それぞれが好きな場所を選べるようにしておくと、取り合いになりにくく、落ち着いて過ごせる環境を作りやすくなります。
生地の素材によっては、猫の爪が引っかかりやすいものもあるため、爪とぎの癖がある場合は表面がループ状になっていない素材を選ぶと傷みを抑えやすくなります。
また、体格差が大きい場合は、大きい方の体重を基準にサイズを選ぶと、小さい方が使うときにも十分な余裕が生まれます。
洗濯の頻度については、二頭分の毛が付着しやすいことを考えると、通常よりも少し早めのタイミングで洗い替えをすると清潔な状態を保ちやすくなります。
設置場所は、普段から二頭が顔を合わせても落ち着いている場所を選ぶと、共用ベッドとしてより定着しやすくなるでしょう。

初めて同じベッドを共有させる場合は、最初から一緒に寝かせようとせず、それぞれが別の時間に使う様子を観察してみるとよいでしょう。
においや体温が残っている状態でも気にせず使う組み合わせであれば、自然と共用が定着していきます。
逆に相性が合わない場合は、形は同じでも色や柄の違うベッドをもう一台用意してあげることで、無理に一つを取り合わせずに済み、どちらにとっても居心地の良い環境を作りやすくなります。

多頭飼いの家庭でよくある悩みとして、先住のペットが新しく来たペットのベッドを横取りしてしまうということがあります。
このような場合は、まったく同じベッドを二台用意するのではなく、形状は似ていても色や柄を変えておくことで、それぞれが自分の場所として認識しやすくなる傾向があります。
においに敏感な猫は、新品のベッドよりも少し使い込んだものを好むこともあるため、犬が使っていたタオルを猫用のベッドに忍ばせておくと、興味を持って近づいてくれるきっかけになることがあります。

季節によって過ごしやすい場所が変わる点も、犬猫共用のベッドを考えるうえで見逃せないポイントです。
夏場は風通しの良い場所、冬場は日当たりの良い場所など、季節ごとに設置場所を変えてあげることで、どちらのペットにとっても快適な環境を保ちやすくなります。
来客時に一時的に別の部屋へ移動させることもあるため、持ち運びやすい軽さのベッドを選んでおくと、普段の管理も楽になるでしょう。

共用ベッドを導入してからしばらくは、どちらのペットが主に使っているかを記録のつもりで観察しておくと、追加で用意すべきベッドの数や配置を見直す際の参考になります。
例えば一方が明らかにそのベッドを気に入って毎日使う一方、もう一方がほとんど近づかないようであれば、もう一方には別の形状や素材のベッドを試してみるなど、柔軟に組み合わせを変えていくとよいでしょう。
焦らず時間をかけて、それぞれに合った寝床を見つけていく姿勢が、結果的に家全体の居心地の良さにつながっていきます。

新しくペットを迎えたばかりの家庭では、先住のペットが環境の変化に敏感になっていることもあります。
共用ベッドを導入するタイミングは、新しいペットが来てすぐではなく、ある程度お互いの距離感がつかめてきた頃を見計らうと、スムーズに受け入れてもらいやすくなります。
無理に一緒の空間で過ごさせようとせず、まずは別々のベッドで安心して過ごせる時間を確保してから、徐々に共用を試していくとよいでしょう。

共用ベッドを検討する際によくある失敗談として、見た目の可愛さだけで小さめサイズを選んでしまい、体格の大きい方が窮屈そうにしていたという声があります。
価格帯はドーナツ型のコンパクトなものであれば手頃な価格から購入できますが、長毛素材を使ったゆったりサイズになると少し高めの価格帯になる傾向があるため、二頭分の体格を踏まえてサイズを検討することをおすすめします。

季節の変わり目には、カバーやクッションを一度洗濯して匂いをリセットしておくと、犬と猫のどちらにとっても気持ちよく使い続けられる状態を保ちやすくなります。
来客が多い家庭では、共用ベッドを来客スペースから少し離れた場所に移動させることで、二頭とも落ち着いて過ごせる時間を確保しやすくなります。